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【ホームページのキホン】サーバー・ドメインとは?わかりやすく解説!

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目次

ホームページ開設に向けて準備をしていると、「サーバー」や「ドメイン」という言葉がよく出てきます。
どちらもホームページの運営に欠かせないものですが、
「聞いたことはあるけど詳しくは分からない…」という方が多いのではないでしょうか?

この記事では、「サーバー」や「ドメイン」を理解するための基礎知識を分かりやすく解説します。

サーバーとは?

1-1:サーバーの役割を知ろう

サーバーとは、一言で言うと「ネットワーク上のデータを保存しておく箱」のことで、
「土地」に例えられることもあります。
サーバーにも様々な種類がありますが、「Webサーバー」や「メールサーバー」は、1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

例えば、Webサーバーは「ホームページのデータを保存しておく箱」です。
そして「このホームページが見たい!」と私たちからのリクエスト(=アクセス)があれば、ホームページを構成する内容や画像といったデータを、私たちのパソコンやスマートフォンに提供する役割を担ってくれています。

また、メールサーバーであれば「メールのデータを保存しておく箱」です。
パソコンやスマートフォンの電源を切っている間に友人からメールが送られてきたとしても、「電源が入っていなかったから、メールが受信できなかった!」ということは、まずないと思います。
電源を入れて、「メールが見たい!」とメールソフトを立ち上げれば、その間に送られてきたメールも問題なく受信できます。
これは、送られてきたメールのデータが「メールサーバーという箱」に保存されているからです。

このように、
データを保管しておく
「データが見たい!」という要望に応じて、該当データを引き出し私たちに提供する
この2種類の役割を果たすコンピューターが「サーバー」と言えます。

普段はあまり意識することはないですが、インターネットを使う方、メールの送受信をする方であれば、だれでも何気なく使っているものなのです。

1-2:レンタルサーバーとは

この「サーバー」ですが、「レンタルサーバー」として、貸し出しをしている会社があります。
「ロリポップ」や「さくら」などが代表とされる会社です。

先ほどお話した通り、サーバーは
◎データを保管しておく
◎「データが見たい!」という要望に応じて、該当データを引き出し私たちに提供する
役割を果たしています。

サーバーは、私たちから、いつ「データが見たい!」と言われるか分からないため、休みなしで常に待機しておく必要があります。
また、2人以上から同時に「そのデータが見たい!」と言われることもあります。
つまり、多くの事を同時に処理することが要求される=高い能力が必要になるのです。

そんなサーバーを、自分で構築・運営するには、相応の知識や技術がないと難しいです。
そもそも、コンピューターを購入し、設置する場所も用意しなければなりません。
1日中コンピューターを起動したままにしておく必要があるので、電気代もかさみます。

その点、レンタルサーバーを利用すれば、業者側でコンピューターの準備や管理をしてくれるため、その心配はありません。

1-3:ホームページが閲覧できる状態になるまでの仕組みとサーバーとの関係

ここで、作成したホームページが閲覧できる状態になるまでの流れを確認しましょう。

ホームページをインターネットのユーザーに見てもらうには、パソコンの中にホームページのデータがあるだけでは意味がありません。
そのホームページのデータを、サーバーに保存する必要があります。

<ホームページが閲覧できる状態になるまでの仕組み>

  • サーバーにホームページを含めた画像データやファイルなどを保存していきます。 この作業のことを「アップロード」と呼びます。
  • ユーザーが、該当のホームページのURLをYahooやGoogleに入力します。 エンターキーを押したら、サーバーに「このURLのホームページが見たい!」とリクエストが届きます。
  • サーバーは、リクエストがあったホームページを構成している「内容」や「画像」といったデータを、ユーザーのパソコンやスマートフォンに提供します。
  • サーバーから送られてきたデータは「パソコン用の言葉」のため、暗号のようになっています。その暗号を人間が読んで理解できるようにYahooやGoogleが解読してページに表示します。

この一連の流れにより、作成したホームページがユーザーにも閲覧できる状態になります。
ホームページを世に公開するためには、サーバーは必要不可欠な存在と言えます。

ドメインとは?

2-1:ドメインの役割を知ろう

ホームページの開設に欠かせないものが、サーバー以外にもうひとつあります。
それが「ドメイン」です。
ドメインは、ホームページのURLやメールアドレスに使用されていて、以下の下線部分がドメインにあたります。

----------------------------------------------------------
ホームページURL:https://bt-web.com/
メールアドレス :contact@bt-web.com
----------------------------------------------------------

ドメインとは、一言で言うと「インターネット上の住所」のことです。
ホームページを見る際に、インターネット上のどこにいるのかを特定してくれます。

YahooやGoogleに、ドメインを含むURL<=そのページの住所>を打ち込むことにより、
「インターネット上のこの場所のホームページを表示して!」と指示しています。
ドメインがあることで、私たちはインターネット上の目的の情報に到達できるのです。

ちなみに、ドメインは、もともとパソコン用に「数字」だけで表示される「IPアドレス」 (パソコン向けのネットワーク上の住所)を私たち人間が一目見て理解できるよう「文字」に変換したものになります。

2-2:ドメインとURLの関係性

先ほど、「ドメイン=インターネット上の住所」というお話をしました。
ドメインは、URLの一部ですが、
ここで「ドメインとURLって何が違うの…?」と疑問に思った方もいると思います。

結論を言うと、ドメインもURLもネット上の住所に変わりはありません。
URLは「あなたのホームページは、インターネット上のここにありますよ~」という住所になります。

違いとしては、
・インターネット上にあるサーバーの住所=「ドメイン」
・インターネット上にあるホームページの住所=「URL」になります。

2-3:ドメインの種類

ホームページを作成する際に、「独自ドメイン」「サブドメイン」というキーワードがよく出てきます。
これらの意味や違いについて解説します。

①独自ドメインとは?
「独自ドメイン」とは、登録者が好きなように決めることのできる文字列のドメインのことです。
基本的には、「お名前ドットコム」のような、ドメイン登録サービスを利用して登録を行います。
ドメイン登録サービスは複数ありますが、どのサービスを使用しても、既に存在するドメインを取得することはできません。

つまり、ドメインを更新し続ける限り、独自で取得したドメインはその登録者だけのものになります。
また、無料のレンタルブログサービス(Amebaブログ等)のほとんどは、そのサービスのドメイン名でブログが公開されます。
この場合は、独自ドメインではありません。

独自ドメインを取得するメリットは以下の通りです。

独自ドメインを取得するメリット
  • 信頼性が上がる!    
    :会社やお店の名前、サイト名を含むことで認知度や信頼感がUPする。
  • 短いURLが作れる!
    :好きな文字列で作成でき、シンプルで覚えてもらいやすいURLが設定できる。
  • ずっと使い続けられる!
    :ドメインの所有者は登録者自身。
    サービスが提供しているドメインと違い、サービス終了で削除されるリスクなし。

ホームページを持つ目的によりますが、企業用のホームページやお店のホームページを 作成する場合は、独自ドメインを取得することをおすすめします。

②サブドメインとは?
独自ドメインと一緒に紹介されることがある「サブドメイン」は、ドメインを区分けしたドメインのことです。
独自ドメインの前に、好きな文字列を挿入して利用します。

サブドメインは、1つのブランドで複数のサービスを展開する際などに利用されます。
登録した独自ドメインを、用途別に分類して使用することができる点がメリットです。
検索エンジンを提供している「Yahoo!」 を例に見てみます。

「Yahoo!」は、検索エンジンを提供しているメインのサイトとは別に「Yahoo! ニュース」や「Yahoo! 天気」、「Yahoo! トラベル」といった様々なサービスを展開しています。
図のように、「yahoo.co.jp」という独自ドメインを軸にサービスごとのサブドメインを設定することで、
サービスイメージに一貫性を持たせることができます。

それなりの知名度があるサイトで利用されることが多いため、実際には、一般ユーザーが使う場面は少ないかもしれません。

サーバーとドメインの関係性とまとめ

ここまで、サーバーとドメインについて、解説してきました。
ホームページの開設にあたって、この2つは切っても切り離せない関係です。

●サーバー  =「箱や土地
●ドメイン  =「住所
●ホームページ=「
このようにイメージしてもらうと、わかりやすいかもしれません。

土地と住所をまず確保しなければ家を建てることはできませんし、どれだけ大きな家(大規模なホームページ)を建てられるかは、土地の広さ(サーバーの容量)による、ということです。

ホームページを開設する際に必要不可欠な「サーバー」と「ドメイン」。
この2つを理解して、ホームページ開設をスムーズに進めましょう。

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